先日、隣町の児童館主催の「子育てママのアーユルヴェーダ」(正式名称は違うけど)
という講座に参加してきました。
頑張って電車に乗って行ってきたよー。
講師はミラ・メータさんというインド料理研究家の女性。
子育てやインド料理の本もたくさん書いている方なんだって~。
アーユルヴェーダっていうのは、インドの伝統的な医学、
というか生活全般に根付いている考え方なんですね。
今マッサージとかエステサロンでも時々見かけますよね。
人間の体質を火(ピッタ)風(ヴァータ)水(カパ)に分類したりするという…。
私も自分の体質をちゃんと知りたいな~。
集まっていた母子は30組。定員の倍の申し込みがあったとか。
私もキャンセル待ちで入れたくらいです。
登場したミラさんは幾何学模様の現代的な柄のサリーを身にまとっていて
62歳とは思えないスリムな美しさ~!日本語もお上手でした。
アーユルヴェーダは短い講座では難しいですから、さらっと。
日本でも「食べあわせが悪い」って言葉があるけれど、
インドではアーユルヴェーダの考え方で、魚と乳製品は一緒に摂らない、とか
果物と水は一緒に摂らない、とか普通にみんなが実践しているんだって。
ミラさんのお話でとても印象に残ったのが、
「こんなにアトピーが多いのは世界中で日本だけ!びっくりしました」って言葉。
やっぱりそうなんだなー。何が原因なのか…皆さんも考えよう!
あとは、主にインドと日本の子育て事情の違いや、
ご自分の経験を通しての子育てアドバイス。
とにかく自分が幸せ、満足じゃないといい子育ては出来ないよ!って。
例えば自分が空腹のとき、赤ちゃんがおっぱいを欲しがったらどうする?
日本のお母さんたちは真面目だから、急いでおっぱいを上げるでしょう、と。
でも自分が空腹でイライラすると「早く飲み終わってくれないかな」と思ってしまう。
そんなときはクッキーでもつまんで空腹を満たしてから、おっぱいを上げればいいのよ、と。
あと、自分の親、ご主人の親があってこその自分たちなのだから、
親世代の人に感謝して、孫をかわいがってもらいなさい、と。
子供の頃から幅広い年齢の人と接していると、
社会に出てから上司・部下とのコミュニケーションがうまくいくとの研究結果が
出ているそうです!
とはいえ我が家は両実家が遠いから難しいなぁ~。
そのほか母乳の大切さ、スキンシップの大切さなどなど、
いろんなことを教わりました。
そして最後にな~んと、カレーが!
すいません、食べかけの写真で…。
食事が出るなんて知らなかっただけに、ラッキー&嬉しかったです。
作ってくれたのは、地域のボランティアの方たちだそうで、感謝感謝。
ひき肉と野菜たっぷりのカレー。スパイスは入っていたけど、辛くないものでした。
ご飯が黄色いのはターメリック(ウコン)ライスだから。
そしてヨーグルトにはなんと!トウモロコシが入っていました。
なのでサラダのような感覚でいただけるんです。これは新鮮でした。
こんな充実したイベント…なんと参加費無料。カレーの材料費もナシ!
さすが東京都は金持ちだなぁ~って変なことを考えてしまいました。
講座の間、社長はチョロチョロして、ボランティアのスタッフのおばさまたちに
愛想を振りまき、抱っこしてもらっていました。なんて楽な子なのか…。