ブラック・ダリア
2006年 10月 24日
ブライアン・デ・パルマ監督の「ブラック・ダリア」をお友達と見てきました。
ううう…妊娠中に見るんじゃなかったわ。いや、悩んだんですけど。
やっぱり気持ち悪かった。
【かつてはプロボクサーとして鳴らした、警官のバッキーとリー。ロス市警のPR試合で一戦を交えた2人は、急速に接近。仕事上でもバッキーは年長のリーに引き抜かれ、特捜課でコンビを組み始める。そんなある日、身体を腰から切断され、口を耳まで切り裂かれた若い女の全裸死体が空き地で発見される。間もなく死体の身元は、映画女優を夢見ながら娼婦まがいの生活を送っていたエリザベス・ショートだと判明。2人も事件の捜査に乗り出すが、リーはこの事件に異常な執着を抱き始め……】(goo映画情報より)
1940年代のロスが舞台です。男性も女性もクラシカルなスーツ、素敵!
そして、主演のバッキー役、ジョシュ・ハートネットのかわいい奥目が好み♪
それからやっぱりスカーレット・ヨハンソン!美しい。色っぽい。
生まれ変わるならスカーレットちゃんみたいに…。
いや、あんなに美しかったら大変そうだわ。
あと、ヒラリー・スワンクが謎の美女として登場するのですが、
私にとっては「ミリオンダラー・ベイビー」の女性ボクサーの印象が強いので
どうしても美女には見えなかったんです…。
だって…だって…あの顎…かみくだかれそうじゃない?
さて、映画のほうは、すっかり予告にだまされちゃった感じです。
一応、エリザベス殺害事件をベースにして、
バッキ-とリーの男同士の友情、
2人の間で揺れるケイ(スカーレット・ヨハンソン)、
リーとケイの過去にはいったい何があったのか、
などなど主題、副題がいっぱいあって
ちょっと気を抜くとすぐついていけなくなっちゃんですよ、
私みたいなトリ頭には。
2時間近く見ていて「あー長い映画だなー疲れたなぁ」と思ってきたときに
いきなりの真犯人大演説&真相判明。
あーぁ、これじゃあ日本の二時間サスペンスと変わらないじゃないかー!
真犯人の真相告白は、なぜに高い所で行われるのでしょう?日米共通か。
私的には「あちゃー見に来て失敗作」と思ったのですが
一緒に見たお友達は「面白かった」と言っていたので、
好みで分かれるんだと思います。
1940年代のロスを再現している素晴らしいセットや、
黒を効果的に使った色使いなどは単純にかっこよかったです。
原作はもっとオモシロイと思うので
ジェームズ・エルロイの原作は読んでみたいと思いました。
帰りに書店で探したけど見つからなかったー。
by vermilionhome
| 2006-10-24 09:01
| 映画・本・音楽・スポーツ