先月作った廃油石けん、1ヶ月かけて寝かせたので完成~!
クリスマスに合わせて両方の実家に送りました。
汚れ落ちがイイ!と好評♪
作り方は簡単。
材料(出来上がり牛乳パック5本分)
*廃油3・3L(エコナやリセッタなどはダメ。なぜか固まらないらしいです)
*EMを米の研ぎ汁で発酵させたもの1L
*苛性ソーダ500g(薬局で買えます。署名と押印が必要)
*EM-Xセラミックスパウダー100g(ホームセンターなどで売ってます)
道具
*大き目のバケツ
*かきまぜ棒(長いほうがよいです)
その他、下に敷く新聞紙、ゴム手袋、マスク、エプロン、牛乳パック。
苛性ソーダは水と反応すると有毒ガスを出します。マスクで防御!
そして子供は近づけないように気をつけましょ~。
手順
*バケツに苛性ソーダを入れます
*そこにEM発酵液を入れます。
ここでモクモクと蒸気が発生します。
吸い込まないように、マスクやゴーグルがあるといいです。
この蒸気が出なくなって完全に苛性ソーダが溶けるまで、
かきまぜ棒で混ぜ混ぜ~。10分くらいかな。
*EM-Xセラミックスパウダーを投入
もう有害ガスは出ないので安心してください。
*続いて廃油3.3Lを投入。
ここからノンストップでひたすら混ぜ混ぜしていきます。
寒いのでこのへんで室内、というか玄関のたたきに移動しましたー。
廃油は、よく行くうどん屋さんに頼んだら
「好きなだけ持っていっていいよ~」と一斗缶でどーんといただきました。
ちょいと天ぷらの匂いがします。
これから1時間以上混ぜ混ぜます。
最初は液体状ですが、少しずつ重たくなってもったりしてきます。
マヨネーズくらいの固さになったら出来上がり!
型に流し込んでいきます。
牛乳パックや、豆腐のパック、お菓子の型などなんでもOK。
1人でやったら大変だけど、このときは4人のママと交代で
かき混ぜていたので、作業しているんだかおしゃべりしているんだか
分からない状況なくらい(笑)
楽しい作業でした。
それから使ったバケツやかき混ぜ棒などの道具は、
水で洗わずにタオルで拭くだけにしたほうが次回使うときにいいそうです。
ちなみに拭いたタオルも1ヶ月待てば、「石けんまみれのタオル」になりますから、
洗濯機でどーんと洗えちゃうわけですよ。
このあと、2~3日おいておくと、だんだん固くなってきます。
ヨウカンくらいの固さになってきたら、切り頃。
このときの石けんはアルカリ性が強くて、素手で触ると
アルカリ火傷をしてしまうそうなので、ゴム手袋が必要です。
新聞紙の上で、包丁でスパンと切ります。
そのまま新聞紙の上で1ヶ月、風通しのよいところで保存。
側面の牛乳パックをはがさないままで保存したほうがいいんだけど、
このとき私ははがしてしまいました。
で、クッキー型で抜いたりしてみたんです。
出来上がったのが一番上の写真でーす。
普通の廃油石けんは、油の臭いが強いのだけど、
これはEMが入っているので全然臭いが気になりません。
そしてセラミックパウダー入りなので、研磨作用もあり。
私が一番驚いたのは、ステンレスのシンクをスポンジで洗うと
簡単にピカピカになること~!
もちろん体にも顔にも洗濯にも使えます。
(手作りする前から、Sちゃんママに頂いて使っていたので、
使い心地は知っていたのです)
最初は、オリーブオイルとかーココナツオイルとかー
お洒落なオイルをたくさん使って、お洒落な石けんを作りたかった私。
でも、新品の食用油を大量に使うのって、なんだかもったいない…?
私、セコイ(死語?)からさ…。
でもこの廃油石けんなら、もう捨てるだけの廃油から作るわけだから
ものすごく経済的で地球にやさしいんですよね。
ま、オリーブオイルの石けんはいつか作るぞ、ということで…。
嬉しくて今日我が家に遊びに来たJ子ちゃんにも差し上げました。
「あら!使い心地がいいわ」となったら
さらに石けん派が増えるのではないか…石けん普及作戦を練っています。